2025.04.15 20:08うつわ作りは土いじりから長野に引っ越してから、食卓でお世話になっている農家さんにお話をいただいて、小さな田んぼで今年からお米を作らせていただくことになった。稲作は小学生の頃に体験でやった程度だから本当に初めて。お米作りの先生に色々教えていただいてのお米作り。さてどんなお米になるだろう。年間スケジュールに...
2025.04.02 09:07雷乃発声4月の始まりは、雪でした。子供達は春休み。そしてもうすぐ新学期。山の桜はまだだけど、梅がようやく咲きました。まだまだ山は笑いませんが、日に日に少しづつ。桜が咲いたら、今年初めてお米の苗づくりが始まります。器作りもしっかり見直して、地に足付けて、偉ぶることなく、欲張ることなく、日々...
2025.01.23 05:37毎朝の楽しみ毎朝子供二人をバス停まで手を繋いで送るのが、朝の楽しみ。長女は5年生だから春からは6年生。次女は3年生。子供はきちんと成長してくれるので、いつまで手を繋いでくれるかわからないし、今日がいつも最後かもしれないと思っている。生きている以上、何がいつ起こるかもわからないと思ったら、毎日...
2024.11.15 22:24様々な木の癖ババグーリ京都さんでの展示が11月16日より始まります。曲ものプレート木を型に嵌めずに曲げると、それぞれ勝手な癖で曲がってくれる。それを矯正はせずに、できた癖のまま、木に寄って作るとその木にも無理がない器になってくれているように思います。
2024.09.01 13:48味噌汁のようになるまでphoto: ©️大沼ショージ今年の初めから、チーズケーキを何十ホール焼いたことだろう。料理はレシピがなくても応用が効くのに、お菓子はいつもレシピ通りでないと膨らまなかったり、硬くなったり、科学のようで難しい。でも作り続けたら、まるで味噌汁のようにわざわざ量らなくても自分の味にな...
2024.09.01 01:00家族の漆の夏合宿12月に三春のin-kyoで行う展示、『家族の漆』のDM撮影を今年も行った。松本に引っ越してからは、店主のちえさん、カメラマンのショージさんが、毎年合宿のように我が山の家に泊まり、寮母はごはんを作り、みんなで食べて呑んで、山を散歩して、温泉行って、今の自分の考えを伝え、お互いを確...
2024.03.07 23:47ふつうのお椀木地を挽く時は、轆轤って愉しいと感じる。刳りものをするときは、刃物研ぎからはじまって刳りものは身体感覚が繋がって肌に近い感じがいいなと感じる。曲物はなんてきもちがいいのだろうと感じる。漆塗り仕事に入ると、これがやりたかったんだと実感する。上塗りの仕事は例えようになく、そこで見えて...
2024.02.12 03:07味の記憶どうやら先日の熱と喉の痛みは時代遅れのウイルスだったようで、あっという間に回復したのにも関わらず、味も匂いもぼやけている。毎日好きなコーヒーは香りもなく苦いし、肉とか魚とか焼く、煮る匂いはプラスチックを燃やしたような匂いに感じてしまう。するはずの漆の匂いは無臭。木酢液の匂いも無臭...
2023.11.19 00:28お守りを作るような制作しながら考えることはいつもたくさんあるけれど、これから自分がやれることは、例えるならば、お守りを作るような姿勢で制作していきたい。器としての使いやすさとか、必要だとか、便利さ、耐久性といったものは、マナーとしてある程度は大事にして、そういったことでは測れないこと。気持ちを上げ...