お米作り

今年から田んぼを借りてお米づくりをさせていただいている。

2畝の自然栽培田んぼ。

6月中は早朝朝日が上がる前からの除草の日々。

田んぼwalkで水を濁らせ、雑草の光合成を防ぎ育ちにくくする。

6月中は調子が良かったけれど、6月末から7月に入りなんだか調子が悪いみたい。

七夕の日中、補植のために田んぼに入ってみると水温が高すぎる。

浅瀬の部分が水温が高すぎて稲の調子が悪いことがわかった。

水を抜いて、少し田んぼを干してからもう一度深水にして水温を調整することになった。


慣れない田んぼ仕事。

そんなことやっている場合ではなく、漆を塗れと言われそうだけど、

これもやってみると気付かせていただくことが多い。

稲の生命力の尊さと、農家さんの仕事量の多さ、

頭でわかっていたつもりのことを実感すると、

敬意を払うことしかない。

何にでも、手間と時間を割くこともできるのかもしれないけれど、

真面目に取り組んでいるものでも、それにしてもお米って安すぎる。野菜もだけど安すぎる。


農家さんと、自然の恵みに敬意を払い、

値段だけで判断するのではなく、

敬意を払い、手を合わせて大事にいただきたい。

少しの体験だけで、全てがわかった気にならないように。

だから続けていくことが大事なんだと思う。