switch point
国分寺のギャラリー、switch point さんで個展を行います。
11月8日~11月25日まで
器を少しと、小さな絵をほんの少し。
switch point のオーナー本郷さんとの出会いは、大学の卒業製作展でした。
かれこれ10数年前。
美術館の中で、お椀を列べていたら声をかけてもらった。
自己主張する卒業製作展の空間の中で、きっと違和感を感じたんだと思う。
それから展示の度、足を運んでいただき、『いつかswitch point で展示を。』と
約束して随分経ってしまった。
国分寺のswitch point は2020年4月で閉館される。
閉館に向けて、本郷さんがやりたかったことと、伝えたいことの企画で埋まっているようです。
僕もそれの1つであったようでうれしい。
僕がswitch point の空間で伝えたいことを、伝え方を考えたい。
なので、いつもの展示とは少し違った答え方をしようと思います。
仮に、大学を出たのが作家としての独立というならば、独立して10年になる。
いつか見た吉本隆明、糸井重里の『悪人正機』に10年続けばもう大丈夫だと書いてあったと記憶している。続いたからもう大丈夫だろうと、思う。いい年齢になるのに。
10年でも何年目でも関係ないけれども。
まさにswitch point かもしれないと、少しドキドキしている。
そして、直前になって相変わらずバタバタもしている。
宮下智吉 2018/10/21
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