ごはんのおいしい漆の器

AYUMIGALLERYの玄関はきれいです。

70年ほどの月日をかけて、自然にできたう造り。

カラカラと音の鳴る引き戸。

この場所が好きで、

毎年春の自分の居場所になっています。


今回の展示を、

料理に例えるならば、

「冷蔵庫の残り物で来客をもてなす料理。」といったところでしょうか?

ビーフストロガノフとか、ピザとか、ステーキとか、さしみはない。

肉じゃがとか、煮豆とか、ひじき煮がある。

もっと、旬のタラの芽の天ぷらとか、たけのこご飯とか出したかった。と、

少し悔いも残るような感じです。


肉じゃが、ひじき煮、でワクワクさせるようにすることは難しいし、

新鮮さもありませんが、

よく噛んでみると、身体にきちんと取り込まれる。

毎日飽きずに食べられる。


展示は4月10日までです。8日はお休みです。

毎日在廊しています。